Copilotで手軽にDALL-E 3が使える
画像生成技術は近年、目覚ましい進歩を遂げています。特に、DALL-E 3などのAIを活用した画像生成ツールは、クリエイティブな分野での可能性を広げています。
こちらの記事でも紹介しましたが、Copilotを使用することで、サブスクリプション登録なしでDALL-E 3を利用することができます。
Copilotの自画像？
これはCopilotで生成したイラストです。プロンプトは「Copilotの便利さ、優秀さ、そして使う楽しさを絵で表現してください」というシンプルな指示でした。この指示に基づき、イラストは４枚同時に生成され、全てダウンロード可能で、Edgeのコレクション内に保存しておくことも出来ます。
それでは、使い方を詳しく見ていきましょう。
DALL-E 3で簡単に画像生成
DALL-E 3はOpenAIによって開発された画像生成AIで、2023年9月にリリースされました。このAIは自然言語を理解し、入力されたテキストに基づいて画像を生成する能力を持っています。会話形式での画像生成が可能であり、簡単なプロンプトからも高品質な画像を作り出すことができます。さらに、日本語にも対応しています。ChatGTPではサブスクリプションが必要ですが、Copilotを通じては無料で利用可能です。
DALL-E 3の主な特徴
- 自然言語で画像を生成
- ユーザーが入力したテキストを理解し、それに基づいて画像を生成します。
- 会話形式での画像生成
- DALL-E 3は、会話を通じて画像を生成する機能を持っています。
- 高品質な画像
- 簡単なプロンプトでも、詳細な画像を生成することができます。
- 多言語対応
- 日本語を含む複数の言語に対応しており、幅広いユーザーに利用されています。
- アクセスのしやすさ
- Bing Image CreatorやChatGPTを通じて、無料または有料プランで利用できます。
チャットで簡単に画像生成
DALL-E 3はCopilotとのチャット欄にプロンプトを入力するだけで簡単に生成でき、Python環境のセットアップや、モデルのダウンロード、ライブラリのインストールなどの作業は不要です。
生成するためのプロンプトも簡単に書いても良い感じに仕上げてくれます。
今回はこのようにプロンプトを書いてみました。
「デスクでパソコン作業をしている男性。彼はオフィスのデスクで作業に取り組んでいて、隣にはコーヒーが置かれている。まるで写真のようにリアルなイメージを描写してください。」このようにプロンプトを入力するだけで同時に4枚の画像が生成されます。
人物や背景などに詳しい説明を加えることで、より望み通りの作品に仕上がると思います。
人物をワンコに変えてみました。
また、Copilotでは、画像生成の際に「ブースト」と呼ばれる要素を使用することがあります。これは、生成プロセスを加速するためのもので、ブーストがなくなったとしても、引き続き画像を生成することが可能です。毎日最大で15ブーストまで回復します。もっと画像生成を楽しみたい場合は「Copilot Pro」に加入すれば毎日100ブースト受け取れますし、MicrosoftのRewardと交換して入手することも出来ます。
同じテーマとはいえ、同時に４枚の画像が生成できるので、100ブーストもあったらかなりの画像が生成できますね。
画像生成については、プロンプトの比較なども含めてまた改めて紹介します。